3月5日に、3月4日から7日まで、東京ビックサイトで開催されていた「IC CARD WORLD 2008」に行ってきました。
FeliCaワークショップで、「もっと広がる非接触クレジット決済」と題したセミナーに参加しました。
おサイフケータイを使ったポストペイ電子マネーをテーマしたセミナーでした。
その中で、QUICPayを推進するモバイル決済推進協議会(moppa)の青木直人氏が、4月上旬にはセブンイレブンでQUICPayが使える環境が整うと発言しました。
公式発表はまだなく、導入時期がずれる可能性があるそうですが、セブンイレブンでQUICPayが利用できる日は近いようです。
moppaのブースでは、nanacoカードでQUICPayを利用するための申込書が置いてありました。nanacoカードでQUICPayを利用するには親カードとしてアイワイカードを持つ必要があります。


nanaco導入当初、2007年夏にはnanacoカードによるQUICPayサービスが始まるとアナウンスされていました。(nanacoのパンフレットにデカデカと書いてありました。)
改訂版からはQUICPayの文字が消え、どうなっているのかなと思っていましたが、ようやくサービスが始まります。
セブンイレブンでは現在クレジット決済はできませんが、QUICPayの導入により、実質的にクレジット決済ができるようになります。
トヨタファイナンスは、2月18日から「おサイフくんQUICPay」の会員募集を開始しました。
リリース
「おサイフくんQUICPay」とは、プラスチックカードを発行しなくてもおサイフケータイの「QUICPay」が利用できるクレジットサービスのことです。
従来、QUICPayを利用するには、QUICPayに対応したクレジットカード(JCBカードやTS CUBIC CARDなど)を親カードとして保有する必要があります。「おサイフくんQUICPay」は、トヨタファイナンスのクレジットカード「TS CUBIC CARD」を持っていなくても、QUICPayを利用できます。
「おサイフくんQUICPay」の概要
入会対象
- 20歳以上で「TS CUBIC CARD」未加入者
- かつ、おサイフケータイ保有者(大手3キャリア対応)
申込方法
- おサイフケータイを用意
- パソコンhttp://quicpay.ts3card.com/(2月18日より)、または携帯電話(4月上旬より)から申込み
- トヨタファイナンスで自動審査後、登録書類を郵送
- ユーザーがおサイフケータイに「QUICPay」アプリをダウンロードし、設定
- 利用開始
サービス内容
- 利用可能枠 10万円(ショッピング利用のみ キャッシング、カードローンは除く)
- 年会費無料
- ポイント1000円毎の利用ごとに5ポイント
- JCBブランドの16桁番号の発行(公共料金の支払いやネットショッピングが可能)
- ETCカードの追加発行
できないことは、キャッシングやカードローンに使えないことや上限額の引き上げ、リアル店舗での利用など。
ポイントのレートも、通常の「TS CUBIC CARD」の半分。
なお、紛失・盗難など際の補償は、通常のおサイフケータイQUICPayと変わらないです。
「おサイフくんQUICPay」は、NTTドコモ「DCMX mini」のトヨタファイナンス版ともいえるでしょう。
DCMX miniは毎月1万円以内であればおサイフケータイで電子マネー「iD」を利用できるサービスです。
DCMX miniでは、iD利用額は携帯電話料金と合算で請求され、使えるのはドコモのおサイフケータイのみです。ドコモポイントの対象外です。
「おサイフくんQUICPay」は「DCMX mini」とポストペイド型電子マネーの中間に位置するといえるでしょうか。
クレジットカードとして利用はできないので、クレジットカードを利用したい人は、TS CUBIC CARDをもてということなんでしょう。
あくまでも若者向けで、クレジット初心者がターゲットだと思います。
「おサイフくんQUICPay」を入口にして、顧客を囲い込む戦略でしょう。
TS CUBIC CARDに切り替える場合には、再度審査が必要になり、付与されたクレジットカード番号が変わりますが、それまでに貯めたポイントやクレジットヒストリーはそのまま引き継がれるそうです。
「おサイフくんQUICPay」の魅力は、大手3キャリアすべてに対応している点です。「DCMX mini」はNTTドコモユーザーのみですから。
おサイフケータイ市場とQUICPayの普及拡大の大きな起爆剤となるのか注目していきたいです。
「おサイフくんQUICPay」の獲得会員目標は年間50万人だそうです。
ちなみに、JCBも、JCBカードユーザー限定で、利用期間が3カ月間、利用限度額が1万円以内の「お試しQUICPay」サービスを提供しています。
参考
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0802/15/news035.html
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0802/14/news080.html
http://bizmakoto.jp/bizmobile/articles/0609/06/news014.html
日本経済新聞2008年2月17日朝刊1面によると、3月から東京都と愛知県の一部のタクシーに複数の電子マネーに対応した端末が導入されるそうです。
電子版
共同端末はタクシーメーター最大手の矢崎総業が開発。
導入当初は、ポストペイドのQUICPayとiDに対応し、2009年をめどにSuicaにも対応するそうです。
3月中旬に導入するのは、東京は日の丸交通(1000台すべて)、愛知は名古屋近鉄タクシーと東和交通(合計500台)。
2012年までに、東名阪を中心に50000台に普及させる計画だそうです。
現在、東京を中心に一部のタクシーでは、電子マネー決済が可能です。*
しかし、1規格にしか対応していないため、つかまえたタクシーが自分の使っている電子マネーに対応しているとは限らず、不便でした。
ソフトの更新だけであらゆる電子マネーの規格に対応できるそうなので、主な電子マネーが一台で決済できるようになればいいですね。
* 東京50000台のうち、iDが5000台、Edyが4500台で利用できる。Suica(PASMO)が利用できるタクシーもあり。

参考記事
タクシーでも電子マネー
JR東日本とトヨタファイナンスが提携「ティーエスキュービックビューカード」発行
ポストペイド型の電子マネーの代表格の一つであるQUICPay(クイックペイ)。1958年(昭和33年)10月14日に完成した、東京のシンボル・観光名所として知られている「東京タワー」の大展望台グッズショップにてなんとQUICPay(クイックペイ)が使用できます。


QUICPay(クイックペイ)は、JCBが運営するポストペイド型の電子マネーで、QUICPayに対応するクレジットカードを持つ必要があります。QUICPayやIDは、使ってからクレジットカードの請求と同じように後から精算されるポストペイ型なので予め、現金をチャージする必要がなく面倒な手間が省けるのがメリットのひとつとも言えます。
ちなみに、東京タワーの正式名称は日本電波塔。フランス・パリのエッフェル塔の324mより8.6m高く建設当時は世界一高い塔でした。今後、高さは約610mの「新東京タワー」に様々な役目が奪われてしまうため観光施設として存続していくのではないかというのが大半の見方だそうです。

2月5日から、札幌で恒例の「さっぽろ雪まつり」が開催されていますが、雪まつりとQUICPayがタイアップしてキャンペーンをしています。
http://www.quicpay.jp/campaign/2008snowfes.html
キャンペーン期間中、QUICPayを500円以上(税込)利用すると、「お客様控え」と利用したQUICPayを引換場所にもっていくと、もれなく大通1丁目会場の「スケートリンク」利用できる<スケート靴貸し出し券>をプレゼント。
キャンペーン対象
全てのQUICPay発行会社のQUICPay会員
キャンペーン期間
2008年2月5日から2月11日
引き換え時間
午前10時から午後8時
引き換え場所
「アリオ札幌イトーヨーカドー」ブース 〜in 雪まつり会場〜(さっぽろ雪まつり大通1丁目会場「J:COMひろば」内)
QUICPayは、「アリオ札幌イトーヨーカドー」ブースで利用できます。(飲み物、焼き芋など)
なお、ブースでの利用が条件ではなく、対象は全国のQUICPay加盟店です。
QUICPayを使って「さっぽろ雪まつり」会場でスケートをしよう。
第59回さっぽろ雪まつり





